下にあげるのは、河野裕子の作品である。 限りある生を互みに照らしつつほたるの点滅に息合はせをり 河野裕子『桜森』1980年刊 たとえば、私が、この歌を批評せよ、と言われたら、粗々こんな感じになる。 上句で主体は蛍へ心を寄せているのがわかる。初…
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