シベリウスの後期交響曲を聴く~その2

 

シベリウス交響曲は、フィンランドのオケと指揮者じゃないとピンとこないという向きもあるが、後期交響曲というと、私はバーンスタインウィーンフィル(5&7番)と、カラヤンベルリンフィルがなんだかんだ言って名盤だと思う。特にバーンスタイン晩年に録音された5番は、あまりの遅さに辟易する向きもあろうが、あの茫洋さが5番なのだと言われると、そうかと納得してしまいそうな演奏である。

私は、チェクナヴォリアン、ロイヤルフィルの5番も持っているが、バーンスタイン盤の後に聴いたら、別の曲に聴こえるんじゃないかと思う。チェクナヴォリアンのシベリウスは、珍盤の部類に入るのかもしれないが、オケの鳴りはとてもいい。

私はこの5番が好きだったので、ほかに、オラモ、バーミンガム市響も持っているが、やっぱり、繰り返し聴くのは、バーンスタインカラヤンである。

 

シベリウスの7番。ここまでくると、拍節感をださない方が、曲としてはいいんじゃないかと思う。ここでも聴くのはバーンスタインウィーンフィルだ。これ、ライブ録音なのだが、録音状態も演奏も申し分ない。

 

ここまで、話題にしたディスク。

渡辺、京都市響、とチェクナヴォリアン、ロイヤルフィルは廃盤のようだ。

 

 

 

シベリウス:交響曲全集

シベリウス:交響曲全集

 

 

 

シベリウス:交響曲第5番&第7番

シベリウス:交響曲第5番&第7番

 

 

 

 

シベリウス:交響曲第5番

シベリウス:交響曲第5番

 

 

 

 

 

交響曲第1番、第6番 カラヤン&BPO

交響曲第1番、第6番 カラヤン&BPO

 

 

 

シベリウス:交響曲第4-7番、他